電話受付時間 月~金 9:00~18:00  TEL:03-5925-1705  FAX:03-5925-1903
講師プロフィール
加藤 正樹
かとう まさき

加藤 正樹

新潟食料農業大学 客員教授
元 日清食品ホールディングス 知的財産部長

即席めん業界の発展と知的財産の歴史について解説します。

今や1000憶食を超える世界食となった「インスタントラーメン」ですが、その成り立ちや発展の歴史、とりわけ知的財産の重要性と戦略論については、いずれの業界にも共通するところがあります。 知財戦略とは何か? 基本特許とは何か? 今、日本の技術力の再生に期待が込められています。インスタントラーメンが世界的な産業になり得たのは何故なのか?半世紀にわたる歴史をたどりながら、知財戦略の本質を解明していきます。
インスタントラーメンは、世界に誇る「メイド・イン・ジャパンの技術」として、戦後の大発明ともいわれています。その発展の歴史を理解し、そこから知的財産経営の重要性と戦略論について学ぶことは、大きな知恵となり新たな創造へと繫がっていきます。即席めん業界に40年近くにわたって関わってきた経験を通して、即席めん業界の歴やその実例を交えながら「ヒット商品の舞台裏」についてわかりやすく解説します。

経歴・職歴

経歴・職歴


1976年 大阪大学工学部 卒
日清食品㈱入社(現日清食品ホールディングス株式会社)
総合研究所勤務
1990年 同社 法務課
2008年 知的財産部部長
2013年 同社退職  一般財団法法人 食品産業センター勤務
2018年 退職 新潟食料農業大学 客員教授

講演テーマ

講演テーマ


即席めんの昭和

戦後の大発明である即席めん。その業界発展の歴史の舞台裏とそこから見える経営戦略と特許戦略を解説し、世界と戦える特許とはどのようなものかを解きほぐしていく。

ロングセラー商品の秘密に迫る カップヌードルの特許戦争!

ヒット商品は生まれるが、ロングセラー商品が育たないのはなぜか?
多くのメーカーが抱える最大の問題点です。 カップヌードルの歴史を振り返り、ロングセラーの秘密に迫ります。

知的財産教育講演会(高校、大学、社会人研修)

チキンラーメン誕生の経緯、創業者「安藤百福」のインスタントラーメン開発への情熱、日清食品オリジナル商品や宇宙食の開発などの内容を、スライドを交えたクイズ形式でわかり易く説明いたします。
主に、中学・高校生向け。

実績

実績


【講演実績】富士通、パナソニック、NEC、東芝テック、日立製作所、三菱パッケージング、三重 大学、龍谷大学、同志社大学、早稲田大学、鹿屋体育大学、新潟食料農業大学、経済産 業省経済産業局、福島県産業振興センター、産業技術センター、中小企業団体中央会、 商工会議所、長野県佐久市工業協会、生活協同組合、弁理士会、発明協会、工業系高校、全国法人会、日本食糧 新聞社、国際交流基金サンパウロ日本文化センター(ブラジル)、日本政策金融公庫(京都・金沢)、徳島銀行、東京都民銀行、浜松いわた信用金庫、湖東信用金庫、飛騨信用金庫、岐阜信用金庫、コープ滋賀、三菱商事パッケージング㈱、青森県庁、甲賀市工業会、日立ハイテクノロジーズ㈱、東春信用金庫、 東京信用金庫、リコージャパン㈱長野支社、日本電気㈱FISAセミナー、巡回特許庁2019(山形、名古屋、岡山、松山、長崎)、久留米市役所、各務原市役所、愛知の発明の日記念講演(オンライン)、など
【メディア出演】 なし
【受賞歴・出場歴】 なし
【その他実績】
主な著書

主な著書


  • 知財研フォーラム AUTUMNVOL.95「日本が生んだ世界食―インスタントラーメン―その歴史と知的財産戦略」
  • 明日の食品産業「日本が生んだ世界食インスタントラーメン」
  • 特許 Q&A 大全集<医薬編>((株)情報機構)(共著)