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プロ野球史上初のクリケット選手に転身 苦難の連続も夢を追いかける尊さ
「七転び八起き」ということわざがありますが、僕は７回以上転んでいます。それでも立ち上がって前を向いて走り抜けてきました。プロ野球ではドラフト11位で横浜に入団し、チャンスをつかめず広島にトレード移籍。１軍メンバーとして活躍できるようになりましたが、レギュラー争いできる環境で勝負したいという思いからFA宣言しました。移籍先がなかなか決まらず、西武にテスト入団しましたが後悔はありません。17年オフに戦力外通告を受けてクリケット選手への転身を決断したのも、一度きりの人生で後悔したくないしアスリートとしてまだ戦いたいという思いがあったからです。周囲から見れば不器用な人生に見えるかもしれませんが、超ポジティブ思考で人生を楽しんでいます。皆さんの人生は自分が主役です。紆余曲折を経た私の体験談、人生経験が少しでもご参考になれば幸いです。
1980年 4月16日、大阪府大阪市生まれ。小学１年から野球を始める。
1996年 香川県の尽誠学園に入学。３年夏に甲子園出場。
1999年 愛知学院大に入学。１年春から遊撃のレギュラーをつかむ。
2002年 横浜ベイスターズにドラフト11位で入団
200３年 開幕２戦目の阪神戦で伊良部秀輝投手からセーフティーバントでプロ初安打をマーク。
2008年 広島にトレード移籍して94試合に出場。
2011年 自己最多の106試合に出場。37犠打をマークする。
2016年 FA宣言で入団テストを受けて埼玉西武ライオンズに入団。
2017年 戦力外通告を受けて退団。プロ野球選手で史上初のクリケット選手に転身
2018年 クリケット男子日本代表に選出される。
・生きている限り失敗ではない リスクを恐れず挑戦する理由とは
プロ野球時代の貯金を切り崩してクリケットに打ち込む日々ですが最高に楽しいです。豪州にも２度の武者修行に行きました。リスクを考えたら賢い選択ではないかもしれないです。家族に迷惑をかけている以上結果を出さなければいけません。しかし、やらない後悔よりやって後悔した方がいいという生き方を貫きたいです。
・「松坂世代の端くれ」でも輝ける 超ポジティブ思考で人生は自分が主役
僕は80年生まれの「松坂世代」です。同世代の松坂大輔、村田修一、藤川球児のように日の目を浴びてきた野球人生ではありません。様々な挫折を味わいましたが、決して心が強いわけではないです。でも、超ポジティブ思考で道を切り開いてきました。既存の枠にとらわれない生き方の楽しさをお伝えできればと思います。
【メディア出演】
・カープ道（広島ホームテレビ）
木村昇吾流「男の生き様」（2018年4月11日）
木村昇吾流「男の生き様」第2弾（2018年5月16日）
・バース・デイ「元プロ野球選手・木村昇吾」（2018年7月7日、TBSテレビ）
・ジャンクSPORTS（2018年7月29日、フジテレビ）
・SPORTSウォッチャー（2018年11月３日、テレビ東京）
