「この人にとって会話は心のやりとりだが、あの人にとって会話は情報のやりとり。この人は考えがまとまらないから話し、あの人は考えがまとまったら話す。この人は悩みを聞いて欲しいだけなのに、あの人は悩みを解決しようとする。」わたしたちは、このように対話する相手がありのままに観えているでしょうか?
職場や家庭、町内会などで生じる人間関係のトラブルやストレスの原因を突き詰めていくと、私たちが相手の話をよく聞いていないことにあることが多いものです。自身のビジネスや代議士秘書、NGO、僧侶の活動経験から、「傾聴」というテーマでその本質と実践方法について理解していただきながら、今のままでものの見方の気づきと変化を体感していただけます。
1979年 国立宇部工業高等専門学校入学
1984年 旭硝子㈱入社
1994年 代議士秘書
2003年 僧侶
2004年 カンボジアNGO理事長
2009年 保護司
傾聴とは何であるかを理解し、そこから傾聴をする体質づくりを自己認識していきます。また、相手に共感する力や自己の思考パターンに気づきながら、すぐに実践できるようにグループワークなどもできます。
自身が持つMEN(多発性内分泌腫瘍症)という難病の受け容れとこの経験で得た気づきをお話いたします。特に心身の調律とセルフケアについて現在の実践方法をお伝えいたします。
マインドフルネスの準備、方法、実践から、今ここの感覚や内面の落ち着きを体感していきます。そして、そこから観えるありのままの現実を整理してて問題解決までの気づきを得ます。特に固定概念や偏見や先入観の自己認識によって、しなやかな人間関係やアイデアの発想に役立つことを体験していきます。