NHK記者として報道現場を取材。1999年より解説委員として、医療・介護・年金などの社会保障や女性・外国人問題を担当。最大の強みは、現場取材に基づく説得力と生活者目線のわかりやすさ。暮らしに関わる社会問題を飯野目線で切り取り、講演を展開する。
1983 国際基督教大学卒業。NHK初の女性報道記者。社会部で、社会保障問題や災害現場を取材。
1999 NHK解説委員。社会保障、女性・家族・外国人問題を担当。NHKスペシャルにも出演。
2009 NHK報道局生活情報部長。暮らしに関わる問題を掘り下げて取材。
2012 NHK解説委員室 副委員長。
2015 NHK甲府放送局 局長。
2018 NHK解説委員室 解説主幹。社会保障、女性・家族・外国人問題を担当。
2020 NHK退職 NHK専門解説委員 社会保障、女性・家族・外国人問題を担当。
山梨大学客員教授
人口減少と少子高齢化が進む日本では、国の社会保障制度の枠組みだけでは、暮らしの安心を守れない。今注目されているのは、それぞれの地域の強みを生かした地域力。先進的な取り組みを紹介しながら、地域力、人間力を高めて、豊かな暮らしにつなげるヒントを探る。
人生100年時代。介護を受けずに元気で暮らし続けるために何が必要か。国内外の研究データをもとに、フレイル対策や認知症予防の最前線を紹介しながら、一人一人が日ごろの生活でできること。企業を巻き込んだ地域の環境づくりの重要性について考える。
人口減少が進む日本にとって、外国人は欠かせない存在になってきている。 しかし、依然として劣悪な待遇を強いられて失踪する外国人が相次ぐなど、対応の遅れ、制度の不備が指摘されている。どうすれば外国人と共に支えあい、輝ける社会を築くことができるのか。共生社会の未来への方策を考える。