創業600年、室町時代から続く種麹メーカーの29代目当主。慶應義塾大学経済学部卒後、環境情報学部、卒業後渡米しThunderbird国際経営大学院にてMBA取得、家業に入り、全国3000以上の味噌、醤油、清酒、焼酎の蔵元を顧客とし麹菌の提案営業に従事。自社も含めた伝統企業の再生を目指し一級ブランディングマネージャーの資格も取得、ナショナルブランドの顧客の社内研修講師なども務め、近年では一般向けの講演活動も行い、正確な科学知識にもとづき分りやすく『発酵』『麹』の魅力を伝えている。
1979年 愛知県豊橋市生まれ
2002年 慶應義塾大学 経済学部卒業
2004年 慶應義塾大学 環境情報学部卒業
2006年 アメリカ国際経営大学院卒業 国際経営学修士(MBA)取得
<<職歴>>
2006年 株式会社ビオック・糀屋三左衛門入社
2014年 株式会社ビオック代表取締役就任
2016年 糀屋三左衛門第29代当主となる
近年注目が集まる「麹」と「発酵食品」について、基本的な概念からそのメカニズム、なぜ発酵食品が健康に良いとされるのか、発酵食品の文化背景まで、種麹メーカーの当主として専門知識を踏まえながら、受講者のレベルに合わせた講演を行います。
地域活性化には、異なるリーダーシップ「ビジョン型」「仲間型」が必要。いわゆる「よそもの」「わかもの」「ばかもの」がなぜ必要なのか、地域経済団体のリーダーとして様々な事業をおこなった経験から、地域活性化のリーダーシップについて講演します。
種麹メーカーの当主として、伝統企業経営者として、伝統企業の良さを活かしながら、時代を捉えた新規事業の開拓と、自社の強みを見直すブランディング、MBAとブランドマネージャーの理論に基づき、自社や業界の体験を題材にして講演します。