京都府出身、20年間、消防官(救助・救急隊員)として勤務、大小様々な緊急・災害現場の最前線で実務にあたり、現在は大学で救急救命学の教育指導とともに、生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR)を通じ、日常のヘルスケアや災害医療、コミュニティ防災に活用している。
地域との草刈作業や医療介護福祉分野におけるBCP(事業継続計画)の協働を通じて、地域活性化・地域レジリエンスに取り組んでいる。
博士(医学, 救急救命学)、救急救命士、社会福祉士、僧侶。
消防官、病院勤務、海外消防技術支援(カンボジア、インドネシア、アルメニア等)NPOでの活動、大学の教員・研究者として、実践的な学術活動を継続している。これまで、救急救助の実践と国内外(キューバ、コスタリカ、イスラエル等)の調査研究から人の生死を見つめてきたが、現在は、生老病死の人生において、死から「いのち」を見つめるため全国にて講演活動をしている。
1985年4月~1988年3月 京都府立西条陽高等学校 普通科第Ⅱ類 卒業
1989年4月~1993年3月 大阪国際大学 経営情報学部 経営情報学科 卒業
1993年4月~1994年3月 株式会社 京都近鉄百貨店 外商部外商第1課
1994年4月~2013年3月 京田辺市消防本部 警防第1課 救急第1係 係長
2001年4月~2003年3月 立命館大学大学院 国際関係学研究科 博士前期課程 修了
2006年4月~2010年3月 関西医科大学大学院 医学研究科 博士課程 満期退学
2012年4月~2013年3月 京都大学大学院 地球環境学堂 国際環境防災マネジメント論分野 修了
2013年4月~2019年3月 広島国際大学 保健医療学部 医療技術学科 准教授
2016年4月~2017年9月 ヒューマンウェルフェア 広島専門学校 社会福祉士通信学科 卒業
2019年4月~2020年3月 芦屋セントマリア病院 経営本部
2020年7月~ 神戸大学大学院医学研究科 災害・救急医学分野 客員准教授
2021年4月~ 明治国際医療大学 保健医療学部/附属防災救急救助研究所 教授
2021年9月~ 国士舘大学大学院 救急システム研究科 非常勤講師
消防現場は緊急重大なインシデントの対応を強いられ、生死にかかわる悲惨な現場を数多く経験してきた。苦悩する救援者の心の傷は十分癒せているのだろうか・・・多死社会における生死から “いのち”をみつける。その先に、命の尊さや生命倫理の思考を深め、生と”いのち”を輝かせ、己とチームに活力を取り戻す!
介護サービス提供機関におけるBCPの義務化を迎え、波及する様相のなか、課題を抱えながらも『ひとまずのBCP策定はできた』との声を聴く機会が多くなってきました。しかし、BCPは策定して終わりではなく、そこからがスタートです。実践的なBCP策定に向け、疑問を少しでも解消することを目的としています。
報酬改定、バーンアウト、離職や人材不足、外国人人材に頼れど、日々の業務に追われ、働き方改革のあおりも受け、困窮を極める医療介護福祉職は、どうなるのか?これまでの教育・研修体制では立ち行かない。ビジネスの分野で活況なコーチングを応用し、伴走コーチングを行い、風通しの良いチーム・組織作りにしよう!