コミュニケーションの一番の基本となる会話・敬語は大切なものです。社会やビジネスの場ではいっそう欠かすことができません。人一倍熱意があっても、言葉を誤ってしまったばかりに相手に誤解をされてしまったり気分を損ねてしまうというのは大変残念なことですね。だからといって、うわべだけの敬語ではかえって慇懃無礼ということも。何より大切なのは、相手と場面と言葉の調和と心遣いです。長年の秘書経験をもとに、会話・電話・手紙(文書・メール)のコツ、注意点、ポイントなどを実例豊富に解説いたします。
国語学者、故金田一春彦氏の元秘書。言葉の使い方や敬語の講師として、企業・学校などの教育研修の場で講演・指導を行う。長年の秘書経験に基づく、心くばりに重きを置いた実践的な指導内容には定評があり、敬語の使い方・話し方のほか、手紙・メールの書き方に関する講演や執筆も多い。「All About」では手紙の書き方のガイドを務める。
ビジネスでも日常でも「言葉遣い・敬語」はコミュニケーションの基本ですね。会話・電話・手紙・メールどれをとっても欠かせないものです。正誤のみでなく、真に相手の心に伝わるTPOに応じた心くばりのある生きた敬語の使い方をあらためて見直してみましょう。
普段何気なく使っている敬語や慣用句などの言葉の中にも、実は誤用例も案外多いものです。もともとの意味は違っても変化し定着した例もありますが、意味を知っているのといつまでも曖昧なままでは全く違うものです。大事な場面でうっかり失敗を避けるためにも、正しい使い方を見直してみましょう。