「ありがとう」。この一言こそ最高の感謝の言葉です。誰もが、その言葉によって自分の行いの正しさを確認し、新たなやる気が心に湧きあがるのを実感します。東京ディズニーランド開園にあたり、人事部ユニバーシティ課にてキャスト教育の一端を担ったことにより、私は「ありがとう」という言葉の素晴らしさに出会い、そしてその背景となっているCS(お客様満足)とES(社員・スタッフ満足)の世界に足を踏み入れました。その後独立し、お客様の期待形成を起点とした“攻めのCS”と、CSとESの連携を強化する“満足循環力”を軸として、現場重視のコンサルティングを行っています。講演では、人と人の間に、期待と信頼、そして喜びが息づくように、持てるノウハウをお伝えしたいと思います。
1982年 3月 埼玉大学教養学部日本文化コース卒業
1982年 4月 株式会社オリエンタルランド入社 人事部ユニバーシティ課に勤務
1989年12月 有限会社イマジニア(後に株式会社文化計画)設立、代表取締役となる
これからのCS(お客様満足)は、お客様の期待形成を起点とした“攻めのCS”が求められています。従来型の守りのCSでは、新規のお客様の開拓や既存のお客様のリピート活性化が弱いのです。「始まりは期待形成」です!お客様の期待を創り、好循環を機能させるCSへの取り組みをお話しいたします。
ディズニーリゾートは、開業30周年を経ても集客・消費単価ともに右肩上がりを実現してます。その土台を支えるのは、高いレベルでのCS達成によるリピート促進です。ディズニーリゾートのCS構造はどのようになっているのか。そこから、一般企業が学べるものは何なのか。ロジカルにポイントをお話しします。
最近、ESの重要性について知られるようになっていますが、ESの構成要素や作り方についてはあまり明確になっていないというのが現状です。ESとCSの満足循環を軸として、働く人の満足を創り出すポイントについてお話しします。