岩手出身の母、福島出身の父のもと秋田市に生まれる。秋田高校、早稲田大学政治経済学部を卒業後、外資系製薬会社に就職。しかし個としての自分の存在を実感できず、3年目に退職。アルゼンチンに旅立ち、8ヶ月間南米を旅する。2009年コロンビア共和国にてNPO法人「Turismo con propósito」を設立。翌々故郷秋田に帰り、NPO「目的のある旅」を立ち上げ、講演活動やメディア出演を通して生き方の多様性を語っている。これまでに講演をした生徒数は県内だけで約1900人に及ぶ。2012年からは秋田市保健所と提携し、若者が集まって語る場「Vínculo de la vida」を立ち上げ、秋田の若者世代の心の問題に向き合っている。スペイン語、ポルトガル語、英語を操るが、国際人になるために語学は最重要ではないと説く。モットーは、「Qué será, será(なるようになる)」。
1998年3月 秋田県立秋田高等学校 卒業
4月 早稲田大学政治経済学部経済学科 入学
2003年3月 早稲田大学政治経済学部経済学科 卒業
4月 株式会社アストラゼネカ 入社
2005年7月 株式会社アストラゼネカ 退社
2006年9月 Fundación Colombojaponesa(NPO法人 コロンビアと日本の絆) 入社
2009年3月 Fundación Colombojaponesa(NPO法人 コロンビアと日本の絆) 退社
2009年7月 在コロンビア共和国NPO法人Turismo con propósito設立
2011年12月 NPO目的のある旅設立
5人の登場人物を使った心理ワークショップ。それぞれの人物はある概念を愛、友情などの概念を象徴しています。聴講者の方々がどの人物にシンパシーを懐いたかによって、自分の人生で何を大切にしているかがわかります。
「せっかくいい大学を出ていい企業に入ったのに一体どこに行くんだ」。周囲の罵倒を背に日本を出て、辿り着いた南米の地で起こった意識変革の数々。特に無条件の自己肯定体験を機に帰国後、19年間自殺率全国ワーストの故郷秋田県で若者の自殺問題に取り組むまでの過程について語り、聴講者の方々の自己肯定に寄与します。
世に言う英雄とは、歴史上の偉人かスーパースターであり、資本主義が高度に進んだ現代社会では、金銭的な成功を収めた者が英雄視されています。しかしながら、南米大陸での生活を経て、今ここに存在していることによって誰しもが誰かにとって英雄となっている、ということに気づかされました。我々は皆、英雄なのです。