日本体育大学3年時、部活帰りのバイク事故により左足切断にも関わらず大学を卒業。その後友人の勧めで、東京愛好スポーツクラブで車いすバスケットボールを始める。2008年、アメリカにあるイリノイ大学に留学後、3年間、英語の勉強とバスケの練習に打ち込む。2009-2010シーズンには、日本代表として全米選手権に出場。また、アイススレッジホッケーを始めるとすぐに日本代表に召集され、世界選手権大会Bプールに出場し、銀メダルを獲得。最終戦ではゲームMVPに選出。
一つの競技にとらわれず、車いすバスケットボール、車いすソフトボール、アイススレッジホッケーなど複数の競技で日本代表選手に選出され、マルチアスリートとして活躍中。選手活動以外には、“心のバリアフリー”推進のため、各地での講演会を実施。“個の尊重”をキーワードに、障がいを個性として捉え、何事も楽しむことの大切さを伝えている。
1979年 東京都に生まれる。
1996年 東京都立駒場高等学校入学
1998年 全国高校サッカー選手権大会出場、東京都立駒場高等学校卒業、日本体育大学体育学部入学
2000年 不慮の事故により左足切断車椅子バスケットボールに出会う
2005年 全国ジュニア車椅子バスケットボール大会得点王、車いすバスケットボールの名門、
イリノイ大学に留学
2007-2008
NWBA ディヴィジョン2準優勝2nd Team All-American受賞
2008-2009
NWBAカレッジディヴィジョン準優勝
2009-2010
全米大学選手権優勝に貢献
2009年 サンディエゴ・アダプティブ・スポーツキャンプメインインストラクター、車いすソフトボールワールド
シリーズでMVPを獲得
2010年 スペイン1部リーグのMidebaで日本人初のプロ選手として活躍
2011年 ドイツRSV Lahn-Dillに移籍
2011-2012
ドイツカップ、リーグ制覇、ヨーロッパチャンピオンズカップ優勝の3冠制覇を成し遂げる
2012年 車椅子バスケットボールを引退後、アイススレッジホッケーを始め、日本代表選手に選出
2013年 アイススレッジホッケー日本代表として世界選手権Bプールに出場し、銀メダル獲得。
最終戦でゲームMVPを獲得
2015年 Buffalo 2015 IPC アイススレッジホッケー世界選手権A-Pool 8位