原因不明の病気で尾ひれの両端が壊死し、獣医の決断で切断手術を実施し命は取り留めたがイルカ本来の泳ぎを失った美ら海水族館で飼育されていたバンドウイルカ “フジ”。何とかもう一度仲間と泳がせるための人工尾びれの開発にチャレンジし、獣医、飼育係、ゴム技術者、解析技術者、造形作家など多くの仲間の技術と知恵を結集し、幾多の困難を克服して大ジャンプに耐える尾びれを完成させた。
・1974年3月 上智大学理工学部化学科卒
・1974年4月 (株)ブリヂストン入社
・2005年1月 (株)ブリヂストン 化工品技術本部長
・2009年1月 ブリヂストンフローテック(株) 代表取締役社長
・2013年3月 ブリヂストンフローテック(株) 相談役
・2016年2月 上智大学理工学部非常勤講師 (1年間)
沖縄美ら海水族館で飼育されていたイルカが原因不明の病気で尾びれの両端部が壊死し、担当獣医が切断手術を行い命は取り留めたがイルカ本来の泳ぎが出来なくなってしまった。
もう一度泳がせる為の人工尾びれの開発にチャレンジし、幾多の苦難を乗り越え成功に導いた。