これからを生きる私達が考える多様性と差別、いじめ
60以上の国々を約1000日かけて歩き、日本人に知られていない「日本」を見てきました。日本人がどのように見られているかということも肌で感じてきました。「日本人は本当に信頼できる民族だ。」のように、良く評価してくれている人も多い一方、「チーノ、チーノ!」という言葉とともに、ある動作を添えて言われたこともあり、ショックを受けたこともあります。そのときには「やはりいまだ多様性を認めないところも多いのだなあ。」と感じたものです。しかし「今の日本は多様性を認める社会になっているのだろうか」とも感じました。近年、インバウンド客が急増し、日本とは異なる文化背景をもつ人々との接触機会が増えてきました。日本が移民を受け入れるかどうかという瀬戸際に立っている瞬間でもあります。日本の社会がどのように多民族と接するのか、自国の文化をどのように次世代に紡いでいくのかを、話す中で一緒に考えていきたいと考えています。
2005年 埼玉大学教育学部英語専修卒業
2005年~2012年 公立小学校教諭
2013年 ボリビア多民族国サンタクルス州オキナワ第一日ボ校教諭
2016年 パラリンピアン(視覚障害アスリート)サポート
2017年 公立小学校教諭
2018年 国内添乗員として勤務中
海外の日系社会から見られる「今の、そしてこれからの日本」
戦前に移民をした人々、戦後移民を希望した人々、多くの「日系人」が世界中で暮らし活躍している。ボリビアのオキナワでは、現在3世がウチナーの心を1世、2世から受け継ぎ、言葉を、文化を残し続けていこうとしている。そこで暮らして感じた「私たち日本人がもつ良さ」を改めて今を生きる子供たちに伝えたい。
世界の中の日本「差別から始まるいじめ」
「チーノ、チーノ、コチーノ!」「チン・チャン・チョン」という言葉。57か国約3年間世界の国々を歩き、そこで聞いた言葉です。単純な見た目で起こる差別、部族が違うことから起こる差別、富の豊かさで起こる差別、今を生きる私たちが、いじめに対してどう向き合えばよいかを考える時間にしたい。
【講演実績】
【メディア出演】
【受賞歴・出場歴】
【その他実績】
【保有資格】
TOEICスコア820
スペイン語検定4級
小学校全科1種免許
中学校英語1種免許
高等学校英語1種免許
初級障害者スポーツ指導員
国内旅程管理主任者