石田 路子 いしだ みちこ
- 名古屋学芸大学看護学部客員教授・名誉教授
- NPO法人高齢社会をよくする女性の会理事
- 社会保障審議会介護保険部会委員
- 社会保障審議会介護給付費分科会委員
- ライフスタイル/モチベーションアップ/人生/ビジネス
- 1953年2月19日
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- 全国
かけがえのないLifeを楽しむ・敬う・慈しむ方法を探します
Lifeには「生命・生活・人生」という三位一体の意味がある。「生命を育む」「生活を営む」「人生をおくる」の三側面からみると、QOL(Quality of Life:クオリティ・オブ・ライフ)の意味も幅が広がる。
私には、「もうだめかもしれない」と青ざめてしまったことが何度もある。元気を取り戻した今の自分がいるので、その度に何とか立ち直ることができたわけだが、それらを振り返ってみると、必ず誰か、あるいは何かが、そっと後押しして挽回のチャンスを与えてくれていたことに気付いた。
しかし、その誰か、また何かは決して偶然でなく、まして奇跡でもない。これまで自分が築いてきた人間関係や、関わってきた仕事などが、少なからず結果を導いてきたのではないかと思う。つまり、自身がどんなLifeを築いてきたかにかかっているということ。
自分のLifeを楽しむ・敬う・慈しむこと、まずはここから始めていきます。
奈良女子大学大学院文学研究科社会学専攻修士課程修了(文学修士)(1978年3月)
奈良女子大学大学院人間文化研究科複合領域科学博士後期課程修了 博士(社会科学)(2006年3月)
城西国際大学福祉総合学部副学部長 理学療法学科教授(2018年3月まで)
名古屋学芸大学看護学部 看護学科教授(2022年3月まで)
同客員教授・名誉教授(現在に至る)
人生100年、「孤立」しないで「独り」で生きる覚悟を持ちましょう
家族の形、地域での暮らし、人間関係が大きく変容した現在。人生100年を見据えた生活は、自身の考えと決断力に基づく「自立」と、お互いの個性を認め、持てる力を信頼して助け合える「共生」の両輪で成り立つという視座から、個を確立しつつ、様々な人々との関係を緩やかに結んで広がる人生のラストステージを考えます。
介護保険の制度とサービスーこれまでの経緯とこれからの課題
制度が始まって22年を迎える介護保険。これからの超高齢社会に向けて、新たな制度改革が進められている。制度の変遷や現状の課題、これからの方向性について、一般市民向けを始め、介護に関連した専門職団体や事業者団体向けに、それぞれのニーズに合わせた内容で、分かりやすく解説する。
男女共同参画社会のこれまでとこれから
2001年に初めて男女共同参画会議が開催されましたが、現在もまだ多くの課題が残されています。世界経済フォーラムが公表したジェンダー・ギャップ指数で日本は156か国中120位、G7の国の中で最下位でした。改めてその理由を考え、これからの社会におけるジェンダー平等の在り方を考えていきたいと思っています。
【講演実績】自治体主催の講演会(とくに保健・福祉分野、生涯学習・男女共同参画分野)は年間複数カ所から依頼を受けている。また、社会福祉協議会(県社協、市社協など)からの講演依頼(高齢者、障害者、子育てに関する課題について等)も多い。民生・児童委員協議会からは、地域づくり、地域共生社会に関する講演依頼などがある。現在、社会保障審議会委員をしている関係で、介護保険に関する制度やサービス内容についての講演依頼が増えた。
- 生活の経営と福祉(朝倉書房)
- 地域福祉分析論(学分社)
- ピープルズセキュリティ-住民がつくるコミュニティの生活安全保障システム(ふくろう出版)
- 介護のしくみ(日本実業出版社)
- 社会調査の基礎(久美出版)
- 入門社会福祉の原理と政策(ミネルヴァ書房)
- 入門地域福祉と包括的支援体制(ミネルヴァ書房)