言葉遣いは心遣いから、大切なのは「相手・場面・言葉」の調和と「心遣い」
コミュニケーションの一番の基本となる会話・敬語は大切なものです。社会やビジネスの場ではいっそう欠かすことができません。人一倍熱意があっても、言葉を誤ってしまったばかりに相手に誤解をされてしまったり気分を損ねてしまうというのは大変残念なことですね。だからといって、うわべだけの敬語ではかえって慇懃無礼ということも。何より大切なのは、相手と場面と言葉の調和と心遣いです。長年の秘書経験をもとに、会話・電話・手紙(文書・メール)のコツ、注意点、ポイントなどを実例豊富に解説いたします。
国語学者、故金田一春彦氏の元秘書。言葉の使い方や敬語の講師として、企業・学校などの教育研修の場で講演・指導を行う。長年の秘書経験に基づく、心くばりに重きを置いた実践的な指導内容には定評があり、敬語の使い方・話し方のほか、手紙・メールの書き方に関する講演や執筆も多い。「All About」では手紙の書き方のガイドを務める。
「敬語のこころ」~言葉遣いは心遣いから~
ビジネスでも日常でも「言葉遣い・敬語」はコミュニケーションの基本ですね。会話・電話・手紙・メールどれをとっても欠かせないものです。正誤のみでなく、真に相手の心に伝わるTPOに応じた心くばりのある生きた敬語の使い方をあらためて見直してみましょう。
「うっかり間違えやすい日本語」「知らずにまちがえている敬語」
普段何気なく使っている敬語や慣用句などの言葉の中にも、実は誤用例も案外多いものです。もともとの意味は違っても変化し定着した例もありますが、意味を知っているのといつまでも曖昧なままでは全く違うものです。大事な場面でうっかり失敗を避けるためにも、正しい使い方を見直してみましょう。
【講演・研修・セミナー】
最高裁判所職員フォローアップセミナー、テンプスタッフ株式会社、装道礼法きもの学院、佐伯チズチャモロジースクールほか、企業、教育委員会、青年会議所、学校、医療関係など、各業界教育機関、接客・接遇の場における講演・研修多数。また、福島県会津若松市特別事業講座、会津地区公衆衛生大会特別講演など、出身地東北地区での講演も多い。
【執筆・掲載】
日本経済新聞「NIKKIプラス1」「日本経済産業新聞」「日経ビジネスAssocie」「日経WOMAN」「日経おとなのOFF」
「月刊現代」「プレジデント」「月刊OLマニュアル」「BAILA」「郵便番号簿・知ると楽しい手紙のマナー」ほか、敬語や手紙・メールの書き方に関する執筆や監修多数。
- 『金田一先生に教わった敬語のこころ』(学習研究社(現・学研教育出版))
- 『新版金田一先生の日本語○×辞典』(学習研究社(現・学研教育出版))
- 『敬語使いこなしパーフェクトマニュアル』(小学館)
- 『言葉づかいの教科書』(クロスメディア・パブリッシング)
- 『最新 手紙・メールのマナーQ&A事典』(小学館)
- 『知らずにまちがえている敬語』(祥伝社新書)など多数。