子育て教育問題などを、調査と実践研究にもとづいてわかりやすくお話します
複雑系経済学の第一人者として国際的に活躍する一方で、日本の教育の現状を憂慮し、ゆとり教育見直しの切掛けとなった『分数ができない大学生』(東洋経済新報社)は第一回日本数学会出版賞を受賞。また、理数教育、道徳観について様々な調査を行い、その調査結果をもとにしつつ、幼児教育、理数学習の重要性などを発言してきた。
その講演は、アメリカの大学で学び、教え、国際的な活動を重ねてきた経験、また、経済学、数学、工学にまたがる数多くの国際的学術誌の編集に携わり、経済学、教育、心理学、数学、脳科学の分野での学際的な研究を自ら行なってきた経験に基づく、国際的で、学際的な視野からの実践的でわかりやすい内容である。
・2013年神戸大学社会科学系教育研究府特命教授
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・2013年神戸大学社会科学系教育研究府特命教授
・2016年神戸大学社会システムイノベーションセンタ―特命教授
モラル ・子育てと子供の成功、学力低下問題、学力向上、理数教育
「算数の成績を上げればすべての成績が上がる」(一般人、小学生以下の子供の保護者・先生)
「幼児期の躾がその後の成功を決める」(一般人、小学生以下の子供の保護者・先生)
「君はなぜ学ぶのか」(高校生、大学生)
「社会に役立つ学識と人間性」(高校生、大学生)
「ゆとり教育が何をもたらしたか」(一般人)
1998年に、日本の主要私立大学の文科系学部の大学1年生の学力調査を行い、翌年、『分数ができない大学生』を出版し、2005年に第一回日本数学会出版賞を受賞した。その後も、大学生の数学力調査、大学入試で数学を選択した学生と選択しなかった学生の卒業後の平均所得の調査、理科系の学部の卒業生と文科系の学部の卒業生の平均所得の比較、また、理系学部卒業者の実態調査、親から受けた躾が学歴や所得に与える影響の調査を行い、その結果が新聞テレビで大きく報道されている。
また,小学校1年から6年までの、自学自習が可能な教材『学ぼう!算数』(数研出版)を開発して、各地の小学校で使用して学力向上の成果をあげ、新聞やテレビをはじめマスコミ各紙で取り上げられた。
【講演実績】
総合幼児研究会.、経済同友会.、関西財界セミナー、 日本数学会、四国電力、拓殖大学、日本機械工業連合会、早稲田塾、正論談話会、龍谷大学 その他多数、
【受賞等】
・2005年 日本数学会第1回出版賞
・2007年 エックスマルセーユ第Ⅱ大学名誉博士(フランス)
・2008年 第51回日経・経済図書文化賞
・2010年 京都新聞大賞「文化学術賞」
・2012年 紫綬褒章
・2012年 学士院会員
【WEBサイト】
神戸大学経済経営研究所